
ファインアクアとは?
ファインアクアは、非常に微細な気泡[ファインバブル]を液中で発生させる装置です。通常の気泡は発生後すぐに水面へ浮上し外部に放出されてしまいますが、[ファインバブル]は浮力の影響を極めて受けにくく、水中に長期間溶存することができます。これにより、例えば溶存酸素量が非常に高い溶液などを作ることができ、生物活性作用など様々な可能性が生み出され、多分野における新たなニーズの開拓が期待できます。
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ファインアクアとは?
ファインアクアは、非常に微細な気泡[ファインバブル]を液中で発生させる装置です。通常の気泡は発生後すぐに水面へ浮上し外部に放出されてしまいますが、[ファインバブル]は浮力の影響を極めて受けにくく、水中に長期間溶存することができます。これにより、例えば溶存酸素量が非常に高い溶液などを作ることができ、生物活性作用など様々な可能性が生み出され、多分野における新たなニーズの開拓が期待できます。
ファインバブルに入れる気体によって様々な特性を持たせることができるため、 多分野における新たなニーズや可能性を開拓します。
生物の発育を促進する
非常に微細な気泡のため、生物の酸素吸収が促進される事で活性化の傾向が見られます。微生物、植物等の成長促進、有機物の分解促進等が確認されています。
鮮度を維持する
鮮度が命の海産物。輸送の際、ファインバブルに酸素を入れる事で鮮度の維持が期待できます。
清掃効率を向上させる
微細な気泡ゆえ、水や洗剤の泡では入れない細かな隙間にまで入り込んで汚れを剥離するため、清掃効率の向上が見込まれます。
コストと薬品臭の軽減を目的に導入
洗い終わった後に薬品臭がなく、洗う時に繊維を痛めないのか鮮度が保たれるように感じます。
実験開始2週間で根、葉の大きさ共に成長の違いが大きく現れました。
酸素ファインバブルによる溶存酸素量の経時変化
30Lの水道水に酸素ガスをファインバブル化し、溶解する酸素量を測定しました。
二酸化炭素ファインバブルによるアルカリ性排水等のpH中和
トンネル等の湧き水で強アルカリ水が浸出した問題があり、これを効率良く中和するためにファインバブルによる処理試験を実施しました。
ファインアクアが生み出す ファインバブルとは
浸透性や持続性、除菌効果を高めた水。毎分15L程度という生成能力で、大量に電解水を必要とする分野で活躍します。 10億分の1メートルという微細なナノメートルサイズゆえに、マイクロメートルサイズでは入り込めない隙間に入り込み、そこにある汚れや臭いの元を吸着させ剥離します。
液中での挙動
通常の気泡(直径1mmの気泡)の場合、右図のように液中ではすぐに浮上して水面で破裂してしまいます。しかしファインバブルの場合、図右のように液中でブラウン運動(微細振動)をしながら、浮力の影響を受けずに液中に長時間にわたり滞在することが確認されています。
発生方法
[ファインアクア]では、円筒内部の外周接線方向に気体と液体の混合体を、ポンプを用いて高速旋回流を発生させます。その高速旋回時に摩擦を生じさせ、ファインバブルにまで微細化することを可能としています。
搾乳機など器具の自動洗浄へ使用することで、高い安全性の維持をサポートします。
食品加工
ファインバブル化する気体によって除菌効果を発揮。また、食品に新たな風味や食感を付与することも可能です。
工業
ファインバブルは摩擦抵抗を減らしたり洗浄効果を高めることができるため、工業系の生産現場において、様々な省エネルギー化が期待できます。
型 番 | MN-20 |
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電 源 | 単相100V 50/60Hz 三相200V 50/60Hz |
消費電力 | 定格消費電力:750W |
待機電力 | 25W |
本体寸法 | W530×D450×H534mm ※突起部等は含まず |
ポンプ仕様 | 全閉外扇屋内 非自吸 |
液温 | 5 ~ 60℃ |
使用液体・気体 | 清水、大気に限る ※清水、大気以外をご使用になりたい場合はご相談ください |
ポンプ送水能力 | 約20L/min |
重量 | 乾燥重量/約60kg |
使用温度範囲 | 周囲温度:5 ~40℃ |
備考 | 屋内仕様(床置式、要排気設備、凍結・結露しない場所であること)。 ※ MN-20は電源仕様が異なる2種類があります |